ステンドグラス 絵付けのこと
2006年 02月 11日
ステンドグラスの技法としては、現在さまざまなやり方がありますが、本日は古典技法のひとつである絵付けについての話を少し。
stained glass(着色されたガラス)という名前からもわかりますように、ガラスに絵付けすることからステンドグラスがはじまりました。ちなみに現存するステンドグラスの始まりは西暦900年代のものがスイス、ドイツなどで見つかっております。皆様がよくヨーロッパなどで見られる世界遺産などの大聖堂は12~13世紀に多く建てられました。
さて絵付けですが、ガラスにグリザイユという酸化鉄が主成分の顔料で、様々な筆やブラシを使い描いていきます。でもこの段階では絵は、こすると消えてしまいますから電気炉を使い、600度から660度くらいで焼き付けていきます。これを繰り返すことでガラスとグリザイユが一体となり、教会で見られるようなステンドグラスのピースが完成していきます。
写真はライトボックスで焼成見本で色合い等を確認しています。
つづきはまた今度。
http://www.ateliergladys.com
stained glass(着色されたガラス)という名前からもわかりますように、ガラスに絵付けすることからステンドグラスがはじまりました。ちなみに現存するステンドグラスの始まりは西暦900年代のものがスイス、ドイツなどで見つかっております。皆様がよくヨーロッパなどで見られる世界遺産などの大聖堂は12~13世紀に多く建てられました。
さて絵付けですが、ガラスにグリザイユという酸化鉄が主成分の顔料で、様々な筆やブラシを使い描いていきます。でもこの段階では絵は、こすると消えてしまいますから電気炉を使い、600度から660度くらいで焼き付けていきます。これを繰り返すことでガラスとグリザイユが一体となり、教会で見られるようなステンドグラスのピースが完成していきます。
写真はライトボックスで焼成見本で色合い等を確認しています。
つづきはまた今度。
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by ateliergladys
| 2006-02-11 21:07
| 絵付け
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