フジタチャペル
2006年 02月 07日
写真はフランス滞在中にとても感動したステンドグラスのひとつだったフジタチャペルのものです。
フジタチャペルはパリからは少し遠いランスにあります。電車で行く途中にはシャンパンで有名なエペルネという町もあり、シャンパン好きの方はこちらで途中下車を。ワインカーブで試飲できます。(モエ・エ・シャンドン社はこちら)
またランスにはフジタチャペル以外にも世界遺産のランス大聖堂(こちらはまた別の機会に紹介します。)もあり、ステンドの作り手としては見逃せない街でありました。
さて、フジタチャペルは、パリの画壇で活躍していた日本人画家藤田嗣治が友人のために手がけた小さな教会です。フレスコ画やステンドグラスは素晴らしく、力強さや息づかいが手にとるようにじっくり見れる濃密な空間でした。ことに作り手としては、ステンドグラスのガラスの美しさには、しばし時を忘れるほどでした。
最近は、ランスの大聖堂以外にフジタチャペルやワインカーブを回る旅行のツアーもあるようですので、是非訪れてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、パリからランスへ電車で行く場合、ランスという地名(Reims)をフランス人に伝えるのは至難の業です。ちなみに私の場合、何回か言っても通じませんでしたので紙に書いてやっとわかってもらえました・・・・。
http://www.ateliergladys.com


