ヨーロッパへの旅 ~ドイツ編-2
2006年 07月 31日
写真は聖霊教会内部に入ったすぐ左手にあるステンドグラスです。広島の原爆をモチーフにしたステンドグラスなのだそうです。
「物理学の窓」と名づけられていて、聖書の引用と、広島に原爆が投下された日付が刻まれています。
印象的な赤い色は、愛でなく暴力を表しているとのこと・・・。
この日は素晴らしい晴天で絵に描いたようなハイデルベルクの美しい街並みを堪能することができたのですが、ちょうどこの教会を訪れた30分ほどの間、大雨が降っていました。
そのせいか、余計に赤の色が落ち着いて見え、他の窓との違いが際立って見えたような気がします。
この教会のステンドグラスはクラシックなものと、非常に現代的なものとが合わさっており、その中に一枚この窓があり、独特の不思議な感覚に吸い込まれるような感じのする空間でした。
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